佐賀商人・野中元右衛門 慰霊祭 について

慰霊祭とは死者の御霊(みたま)を慰め、鎮めるために行う儀式です。

式次第は以下の通りです(所要時間凡そ30分程度)。

一、修祓(しゅはつ):祭場、神饌、参列者の皆様をお祓いいたします

二、斎主一拝(さいしゅいっぱい):御奉仕する神職が御霊にご挨拶の一拝をいたします

三、降神の儀(こうしんのぎ):御霊を祭場の中心にお招きいたします

四、献饌(けんせん):御霊に海の幸、山の幸をお供えいたします

五、大祓詞奏上(おおはらえことばそうじょう):神職がお祓いの祝詞を申し上げます

六、祭詞奏上(さいしそうじょう):神職が祭詞をもうしあげます

七、玉串奉奠(たまぐしほうてん):参列者の皆様に玉串を捧げてお参りいただきます

八、撤饌(てっせん):お供えをお下げいたします

九、昇神の儀(しょうしんのぎ):御霊にもとの場所へお戻りいただきます

十、直会(なおらい):御神酒で乾杯し、御霊をお慰めいたします

慰霊祭は神道の儀式ですが、慰霊祭が終わった後、お線香をあげていただいたり、読経していただいたりして構いません。

※天理教による雅楽の奏楽あり(篳篥、龍笛、笙)

※野中元右衛門 墓前に献花・お供え・メッセージ等を希望される方(こちらをご覧ください)

※(vue sur la mort )

御奉仕する神職は、長野県木曽郡鎮座の藪原神社禰宜・在パリ欧州駐在神職の奥谷公胤氏が御奉仕します。

藪原神社公式サイト:http://www.yabuhara-jinja.org

神職奥谷公胤略歴

680年創建、長野県木曽郡鎮座の藪原神社に第25代宮司の跡継ぎとして生まれる(1974年生れ)。1997年國學院大學文学部神道学科卒業、神職階位「明階」取得。同年、全国約8万社を包括する神社本庁へ入庁、英国国立ウェールズ大学大学院留学(経営学修士:研究論文「ポストモダン社会における宗教組織運営」)の後、明治神宮権禰宜・主事、明治神宮国際神道文化研究所研究員を経て、2009年より欧州に駐在する唯一の神職として、パリを拠点に神事の斎行、神道の紹介活動をしている。