この日泊まったAIGUILLE DIBONAの山小屋の部屋は10人部屋で眺めはいいけど、枕と布団がヨレヨレで・・・・、自前のシーツを持っていないとちょっとね・・・という感じ。
トイレは一つしかなくて、水洗で紙もあったけど、この山小屋、なんとびっくり(!)電気が食堂にしかついていないので、自分のヘッドライトがないとトイレにも行けません。
夕食は19時からで、この日のお客さんは32人。フランス人、イタリア人、英国人・・と日本人がワタクシ1人。
テーブルは来ているグループごとに席を指定されますが、ほとんどが2~4人のグループで、1人で来ているもの好きはワタクシだけ。(皆さん、ほとんどがクライマーの山男&山女でで、場違いな日本人が浮いていましたね・・・)
食事が出てくるまで彼らクライマーの会話を耳をダンボにして聞いていたけど、うーーーん、わかんねぇーーー。何言ってるのか???
そもそも山の言葉というのはドイツ語系、フランス語系、英語系とあるのですが、シューズもグローブもザイルもアイゼンも、言語によって単語が違うとわからない・・・・。『それでさ~あそこのチョメチョメが、ホニャララで、こういう壁をフンニャラして・・・・』とか言われてもわかんねぇよーー!
夕食のメニューはジャガイモと野菜のスープ+ゆでたマカロニとボロネーズソース(トマトのミートソース)、チーズ+パン、デザートがフルーツポンチ。日本だと学食のようにお盆に載ってすべて出てくることが多いようですが、さすがにフランスでは前菜、主菜、デザートと別れて出てきます。
片づけはセルフサービスで。
ちなみに山小屋の料金は素泊まりが18ユーロ(約2,500円)。(日本より安いでしょ??)でも電気はありません。インターネットなんて・・・、ハハハ、あるわけねーだろ!夕食+朝食代が23ユーロ。紅茶2,6ユーロ、昼食のオムレツとパンが6ユーロ、1Lのミネラルウォーターが3,5ユーロ、ビールもワインもあります。
このあたりのオワザン地区の山小屋は泊まり+夕食+朝食で平均40~45ユーロくらいですね。(C.A.F.の会員カードがあると5ユーロくらい安いそうです。)
部屋は男女相部屋です。個室・・・・、そんなものありません。電気がついていないから寝るしかないのよね。でも床が板張りだから、人が歩くと音がうるさかったり、いびきがうるさかったり、トイレへ行く人のヘッドライトがまぶしかったり・・・・で、寝たような寝ていないような・・・・。