《ACO》の弾丸地方マラソン大会出場、今回はアムステルダムマラソンへ海外遠征してきました。
利用した交通機関はID BUS改めSNCFの格安長距離バス”OUI BUS”です。
最近路線が拡大されて、パリ・ベルシーからフランス国内&海外へ約35路線、地方マラソン大会出場への選択肢が増えてうれしい限りです。
出発はパリ・ベルシー23:15。
いつも通り、乗車後『お休み3秒』で即寝。夢の中で「運ちゃん、びゅんびゅん飛ばしてますなー」とは思っていたけど、目覚めたらもうアムステルダム。しかも到着予定時間7時半のはずが、実際に着いたのは早朝6時前。
真っ暗~。時間をつぶすようなCAFEももちろんなし~。
仕方ないか、早めにマラソン会場へ向かうか・・・、とメトロ(といってもアムステルダムには地下鉄はありません。ほぼすべて陸上を走る路面電車(トラム)か電車)のホームへ行くもまーーったく電車が来ないーー!駅員もいないー!待合室もないー!
いくら日曜日の朝とはいえ、首都の公共交通機関ですよ。7時半まで電車が来ないってどういうことよー。結局ぶるぶる震えながら電車を待つこと1時間以上。
ようやく来た電車に乗ったら、同じくマラソンを走るランナーでいっぱい。
マラソンエキスポ(ゼッケン受け取り)はスタート地点のオリンピックスタジアムに隣接しています。
国際大会など大大会では「大会当日のゼッケン受け取りは不可」ということが多いのだけど、このアムステルダムマラソンは当日マラソンスタートの30分前まで受け取ることができ、しかもスタート地点がすぐ目の前のオリンピックスタジアム。なので、0泊で来た私のような参加者には大変便利&うれしい大会なのですー。
『参加証』を見せればすぐにゼッケンをくれました。
身分証だの診断書の提示だのうるさいことをいうのはフランスだけなのかしら??
フルマラソン参加者約16000人、当日午後スタートのハーフマラソン参加者約18000人の大大会。マラソンエキスポも充実しています。(スポンサーのスタンド、ひろーい無料マッサージ会場、カフェ等々あり・・・。)
スタートまで時間があったけど、広い屋内のマラソンエキスポで寒さをしのぎながら時間がつぶせました。
女性参加者が1割ちょいと少なく、女子トイレが並ばず使えて(これがうれしかった~)着替えもできました。
橋を渡ってスタート地点のスタジアムへ。
スタジアム前の仮設テントに荷物を預けてスタート地点へ向かいます。
スタートはスタジアム内のトラックから。
約60か国から参加者が集まる国際大会ということですが、とくに英語&フランス語がよく聞こえました。でも仮装とかはじけた人があまりいなくて本気ランナーが多かったのは完走平均タイムが世界4位というハイレベルの大会のせいかしら…??
スタジアムを出たら市内のコースへ。
参加人数のわりにコース幅が狭くとにかく渋滞、渋滞。走りづらかったー。
その後市内を出ます。
アムステル川沿いのコースは15㎞地点~25㎞地点までの約10㎞。しかも小雨が降りだして、この10㎞はすごーく長く感じました~。
たしかにほぼ全部が平坦で、タイムが出やすいコースなんだろうけど、あちこちで詰まってしまい走りにくかったという印象でした。
ランナー歴約7年のワタクシACO。ここまで故障知らずにきたのが、実はアムステルダムマラソンの約3週間前にランナー人生初の故障で膝裏痛、しかも同時にぎっくり腰を発症、「マラソン初棄権もあるかも」と臨んだ今回の大会でした。
それでも20㎞地点くらいまでは順調に来たのだけど、25㎞過ぎてきました。ひざ痛&腰痛。給水所で止まったら足が突っ張ってその場で動けなくなってしましました~。
でも25㎞まで来て棄権するのは悔しい~。どうせ市内まで戻らないといけないし~、と踏ん張りましたよ!いったん止まったら再度走り続ける自信が無かったので、止まらずに這うようにすり足で進み続けました。
オリンピックスタジアムまで戻ってきました。
あとはゴールするだけだ!
で、ゴーーーーール!!!!!!
やりましたーーーーーーーーーーーーー!!
タイムは4時間16分。
故障して4時間16分は悪くない?
というか、故障しなくても4時間前後なので、故障していてもしていなくても大して変わりないということなのね・・・・。(ハハハ…)
「走った後に絶対するぞ!」と決めていたマッサージ。が、が、14時でマラソンヴィラージュは閉館で受けられず~。
というわけで着替えも小雨の降る屋外で。
もう動く気力も体力もなかったけど、足を引きずりつつ帰りのバスまでの数時間、市内観光に行きました~。
美術館にも行きました~
帰りは再びOUIBUSの夜行でパリへ。
翌朝6時に戻ってきました。
今回も0泊3日 弾丸地方マラソン、楽しく走れました~
次はどこへ行こうかなぁ・・・・・。