Jスキー部 1泊4日 弾丸スキー旅行~夢のトワバレーに行ってきました!~

トワバレーという名前はスキーヤーなら聞いたことがあると思いますが・・??知ってる?キミたち。

クーシュベル、メリベル、バルトランスなどの3か所の谷でリフトがつながっている、世界で一番大きな超ウルトラスーパースキーエリアで、世界中の大金持ちが集まる超リッチなスキーリゾートとしても知られています。

はたして世界一のスキー場とはどのようなスキー場なのか?1929年のアルベールビルオリンピックで使われたオリンピックコースのゲレンデとはどのようなゲレンデなのか??

その謎を解明すべく一泊4日の弾丸スキー旅行に行ってきました。

今回の命知らずのチャレンジャーはJジョギングスキー部の《満》、奥ちゃん、O沼さん、YUKIさんのアルプユエズスキー合宿組の4人と新たな参加者ブッチさんとAZUさんの計6名であります。

まず3月27日金曜日の夜22:30分にダンフェルロシュローの花屋前からバスは出発。(※前週CLUSAZに行ったVERTさんのアドバイスにしたがってバスの一番後ろの席を確保。バスツアー参加者は今回は22~23人だったので、1人で2席使えて楽ちんでした。)

途中2回のトイレ休憩、ここまではVERTさんと同じですね。

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で、土曜日朝7:30分ごろにBELLE COMBE村に到着。泊まる建物はHOTELというより貸コテージというか民宿というか・・・。こんな朝早くから部屋に入れたので助かりました。部屋は少し古ぼけているけど、けっこう広くて、テレビ・風呂・ベランダ付き。1泊のスキー旅行には十分です。

土曜日の朝食は希望者のみで有料(一人7.50ユーロ)まあ、パリから弁当を作って持って行って食べてもいいんだけどね・・・、我々6人ともミーティングがてら食べました。コーヒー、ココア、紅茶、オレンジジュース、クロワッサン、パン、バター、ジャム、コーンフレーク・・などスキー場はなんでも高いからここでいっぱい食べておいたほうがいいよ。

9:00ごろトワバレーの中心地、MERIBEL MOTTARETに向かって出発~。

すぐ近くにあるのがTGVの駅があるMOUTIERの街で、その近くにあるのが温泉&カジノで知られているBRIDES-LES-BAINSの街。びっくりしたのがこの標高600M のBRIDES-LES-BAINSからもめちゃくちゃ長いロープウェイがあることで、遠いけどここから3230Mの高さまでリフトで行けます。いやーー、スケールの大きさが日本ではありえない広さですね。

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15,3,27courchevel2139:50分ごろMERIBEL MOTTARETに到着。

ツアー客の割引がきくMOTTARET SPORTSでスキーをレンタル。板・ブーツ・ストックの3点セットで一日25ユーロでした。うーーん、やっぱり他のスキー場より高いよね。割引して1日25ユーロか~~、他のスキー場だとこれが15~20ユーロくらい・・・、まあトワバレーだからしょうがないか・・・

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リフト券を買いにOFFICE  DE TOURISMEに行って、窓口で

「トワバレー共通券を保険付きで2日間ください」

と言ったら、窓口のおばちゃんが

「はい、120ユーロね」

と言ったのよ。

ぬわーーーにーー??ひゃ、ひゃ、ひゃくにじゅうゆーろ、だとーーー??

た、高ーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!

一日60ユーロですよ。この値段はフランスで・・・、いやいやヨーロッパで一番高いんじゃないかな?でもこの券を買わないとクーシュベルにもバルトランスにも行けないから泣く泣く買いましたよ。

くそーー、こうなったら昼食食べずに滑って滑って滑りまくって元をとってやるぜーー。

で、6人でロープウェイに乗って、有名なSAULIRE2700mの頂上へGO!!

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天気はピーカンで最高のコンディション、この風景を見るだけでもトワバレーに行く価値はありますよね。(※スキーをやらない人でも1日ロープウェイ券20ユーロで来れます。頂上にレストランあり)

 

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本当はサリールの有名な北壁すべて滑りたかったんだけど、いきなり赤ゲレンデへ行くのほど上手じゃないので6人でロープウェイでクーシュベルへGO!

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フランスでは夏のサントロペ、冬のクーシュベルと言われるくらい大金持ちが集まる超高級リゾート・クーシュベルに場違いな6人が着きました。

ダイヤの指輪でも毛皮でもローレックスの時計でもルイヴィトンのバックでも買えるスキー場は、フランスに数あるスキー場の中でもこのクーシュベルくらいでしょうね。

でも今回は時間がないので、街ブラもしないで、わたくしは緑ゲレンデの女王ことAZUさんと2人で滑りまくりました。

クーシュベルというスキー場は広くて、初級クラスの緑ゲレンデがバリエーション&ルートともに多くて、初心者には最高のスキー場ですね。有名なスキー場でも、谷がきついと初心者にはつまんねーーという所もありますが(※シャモニーの谷なんかそう・・・)、クーシュベルはとにかく広くて滑り切れないほどのゲレンデがあって、VERDONSの緑ゲレンデなんかだと2KMぐらいノンストップで滑れるし、子供に滑らせたらすぐに上手になるんじゃないの??(※イメージとしてはエトワール広場からコンコルド広場が約2㎞ですから、シャンゼリゼ大通りがスキーゲレンデだと思えばほぼ同じくらい)

クーシュベルには本当の大金持ちが使う飛行場もあります。こんなに滑走路が短くて本当に飛べるの?

上手に飛んで行きました。

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この飛行場、プライベートジェットで来るといくらするんでしょうか??

 

 

 

緑ゲレンデを2人で滑っていると、RESTAURANT CHEVAL BLANC発見。

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このレストランはクーシュベルの中でもno1の最高級レストラン。パリのチュイルリー公園前にあるHOTELムーリスで3つ星をとった若き天才シェフ、ヤニック・アルノー氏がシェフを務めるレストランで、地下にはプールかなんかあってゴージャスだぜぃ~~

ここでクーシュベルクイズ。

Q、この最高級レストラン・シュバルブランで赤ワイン、サンテミリオンの「CHATEAU CHEVAL BLANC1999年 レギュラーボトル 750ml」1本の値段はいくらでしょう?

 

チ、チ、チ、チ、3、2、1、ブーーーーーーーーーー。

答えは「せんろっぴゃくゆーろ」 約21万円です!!!15,3,27courchevel238

来年、このレストランで第1回Jジョギング”ゴチになります”大会を予定しております。いつもモノプリやカルフールで「今夜のワインは3ユーロにしようか、7ユーロにしようか」悩んでいる皆さん、ぜひご参加ください。

 

帰りはめちゃくちゃ大きなサリールのロープーウェイに乗って頂上に行ったら雪が降っていました。上と下では天気が全然違うのよ。

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16:30分にバスは出発。ホテルまで約45㎞、50分かかります。

部屋に入ってシャワーを浴びて夕食。まずスープが出てメイン(鳥のフィレ肉 ポワーブルソース)、デザートが6種類くらいあります。ワインは有料。まあ、おいしく食べました。こうゆう旅行の時の会話ってスキーの話しかしないから楽しいよね。

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部屋に戻ってYUKIさん持参のからすみとO沼さんのポテチとサラミをつまみに一杯飲んで明日の打ち合わせ。明日はいよいよ世界で一番高所にあるスキービラージュ、バルトランスだぜーーーー。

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2日目(3月28日【日】)

昨日、スキーウェアーのファスナーが壊れてしまって上衣が閉まらなくなったワタクシ、天気予報は雪で「まいったなー」と思っていたのですが、朝起きるとピーカンのお天気。やったーーー。

朝ごはん食べてスキー場へGO!(※今思えばこの時点で油断があったのだ…)

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昨日スキーショップに預けてあった3点セットを受け取って、5人で2850mのMONT DE LA CHAMBREを目指しました。(今日はAZUさんはプールと街ブラへ行ったのだ)

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峠の2850mのMONT DE LA CHAMBREは最高のコンディション。昨日の夜雪が降ったので、雪がキュキュキュと鳴るのよ。

うーーーーーーーーーーん、最高。トワバレーに来てよかったーーーーーーー、イエーーーーイ。

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(今思えばここではしゃいでしまったのがいけなかったのだ)

ここから550m降りて、あこがれの世界最高地点2300mにあるヴィラージュ・VAL THORENSに入りました。

お~~~、これがあこがれのVAL THORENS.すべて新しい建物で、中でも目立つのがクラブメッドの巨大な建物。(メトロ14番線、ピラミッド駅の出口にクラブメッドの支店があって、ワタクシ、毎日毎日このVAL THORENSの巨大広告を見て通勤していたのだよ)ロケーションはスキー天国の中のもう一つの天国。しかも3食お酒込。最高ですよね。ワタクシ一度もクラブメッドを利用したことがないのですが、こういう場所は独身時代に彼女と遊びに来たら楽しいだろうね・・・?朝食はベットの中で食べる…みたいな?テラスで2人でシャンパン…みたいな?お金があれば天国・・・。家族を持つと、持参のギョーザを自分で焼いて食べるほうが楽しいかもしれないけど・・?

ちなみにクラブメッドVAL THORENSの料金は、1週間1人ローシーズンが 1590ユーロ(約206,700円)~、ハイシーズンが1850ユーロ(240,500円)~です。

みなさん間違えないでね。「から」ですからね。~最高値はいくらか知りません。

ここで5人で`PLEN SUDのリフトに乗った時にブッチさんにアクシデント・・・・。リフトに乗った時にストックを挟んでしまい、バキツと折ってしまったんですね。・・・・で、ブッチさん早々にリタイア、CAFEへ行ってしまいました。

ここから降りるときにO沼さんと奥ちゃんとはぐれてYUKIさんと2りっきり、ここからYUKIさんと2人のラブラブ、ガンガンスキーの始まり ~

いやーーー、滑ったね。今まで一日でこんなに滑ったことはなかってね。ワタクシ実力は初級の上か中級の下くらいで、YUKIさんは中級の中か上くらいですが、自分より上手な人に引っ張ってもらうのがこんなに楽しいとは知りませんでした。

2人は似ているところがあるのよねー。YUKIさんの口癖は「もったいないから次行きましょう。」「行けるうちに行きましょう」。そりゃ、そーなんだよね。1日60ユーロのリフト券を払っているんだから、元を取らないとね。2人ともスキー貧乏性なのよ。

というわけで、ガンガンガンと滑りました。

ところが午後になるとだんだん天気が悪くなってきて白いガス(注 霧ではありません。真っ白けのガス)が出てきたんですね。雪もだんだん強くなってきたんですが、3000m超のCOL DE ROSAELに行ってみると、ここがまあとんでもない!猛吹雪!3000m超の世界で悪天候だとこんなにすさまじい荒れ狂う風になるのか・・・・。身体がよろけてメガネが吹っ飛ばされそうになるくらい・・・。少し古いですが、高倉健さんの映画『八甲田山 死の行軍」を思い出したね・・・。

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ここで完全に戦意喪失、ビビってしまったワタクシ。身体が固まってしまって激しく後悔しました。

「バカバカバカ・・・、ボクみたいなへなちょこスキーヤーがこんな3000m超のゲレンデなんかに来ちゃいけなかったんだ・・・ボクみたいなトーシローは今日はクーシュベルにいて雪だるまでも作っていればよかったんだ・・・。えーーん((´;ω;`)おうちに帰りたーい」

と弱音はきまくりだったんですが、YUKIさんから

「満さん、このゲレンデで滑らないとMOTTARETまで帰れないですよ~」

と言われ、覚悟を決めましたね。

で、えーーーい、男の子!と滑り出したんですが・・・・、

『見、見、見、見えない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

とんでもない強風だとゲレンデの雪を吹き上げてくるので、雪は下から上に向いてくる。そーなるとメガネのレンズの外側も内側も雪が張り付いてしまうのだ。ただでさえへたくそなワタクシ、前がよく見えなくて顔面かき氷状態。

ここでターンのたびに転びまくり、コケまくり、スキーウェアのファスナーは壊れているし、雪だるまみたいに真っ白けになって降りてきました。(※実はゴーグルは持っていたのだ・・・よ。でも朝は天気が良かったから(メガネの上にゴーグルをつけるのは嫌いなので)ホテルに置いてきてしまったのだよ・・・。せめて背中のサックに放りこんでおけばここまでひどいことにはならなかったのだ・・・よ)

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で、まあ何とか2300mのVAL THORENSに帰って、別れた男性3人組に電話してみると・・・、『今近くのCAFEにいるので、今から合流してお茶でもしましょうか~~?』

という返事。

あのね~、もうバスの集合時間が迫っているんですけどねぇ・・・。そんな時間はないでしょ…、ということで、ワタクシとYUKIさんは下のビラージュ・LES MENUIRESまで降りて、峠越えのために2850mのCOL DE LA CHAMBREに向かったのですが、この峠が1時間前の3000m超の世界と同じで、吹雪で真っ白けっけ。強風は少しだけ弱まったのですが、この峠でひどかったのが『ガス』。本当に真っ白白白白でなーーーーーんにも見えないのよ。いわゆるホワイトアウトというやつで、空も地面もよく見えません、状態。

※これはずいぶん前にACOさんとシャモニーのエギーユ・ド・ミディ(3842m)で経験したことがあった。たぶん視界は10~15mくらい。ここに長時間いたらこれは死にますよね・・・、という生命の危険を感じるくらい・・・マジで見えないのよ。

しかもMOTTARETにむかうゲレンデが斜度25~30度あるような赤ゲレンデ。エッフェル塔を3~4倍にして、そのてっぺんからルーブルのガラスのピラミッドまで降りるくらいの角度。

ここでまたまたビビりまくって固まってしまったのですが、ここを降りなきゃバスの時間に間に合わない…というわけで、どりゃ~~男の子~!と滑り出したのですが・・・

『見、見、見、見えない・・・』

ものすごいガスの中だと、光が来ないので、影がなくて地面のデコボコが全く分からない・・・。真っ白な紙のように見えるのよ。先に行ったYUKIさんの背中はあっという間に白い闇の中に消えてしまって、全く見えない。で、何回かターンしたときに、あ・・・・っとバランスを崩して谷側にこけてしまいました・・・。

で、頭から滑落。

バンッ、ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー,ズルズルズルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

止まれ、止まれ、止まれ、

ズルズル

止まれ止まれ

ズリズリ

止まれ

ズル

止まった。

かなり前の子供のころに右足をスキーでバキッと折って、半年間を無駄にしたことがあって、どうしても足をかばって浮かしてしまうので、なかなか止まらねーのよ。

で、頭を下にしたバンザイ状態で、頭から顔から真っ白け。スキーウェア全開で、シャツからパンツの中まで雪まみれで、止まった時にまずやったのが、右手・左手・右足・左足動くか・・・どうか?動いたーーーよかったーーーですが、次に思ったのが、スキー部のあいつ(あいつ↓↓)がいなくてよかったな…てことですね。

ふつうはこういうふうに仲間が車に轢かれたヒキガエルみたいになったら、すぐに駆け寄って『大丈夫ですか?満さん、しっかりしてください!!』とか言って、起こしてくれたりするでしょ?ふつうは・・。『もう、僕が来たから大丈夫です!これ食べて元気出してください!』とか言って、ポケットからビスケットの1枚くらい出してくれるでしょ?ふつうはね・・・。

でも、Jジョギングスキー部の通称・御嶽山というやつは違うのだ。

ヤツは『ブッハッハッハ,どうしたんすか~?ブッハッハッハ、満さん、そんなところで何してんすか~?ブッハッハッハ』

とか何とか言って、ポケットからIPHON取り出して、動画でこの情けね~姿を撮影して、帰りのバスの中で車内にひびき渡る大声で笑い飛ばして、他のメンバーに見せるに違いない!で、YOU TUBUに投稿して世界中の笑いものにしよーとするのだ!

いやー、何とか降りてきたけけれど(※YUKIさん、お待たせしてばかりいて本当にすみませんでした)どうやら先ほどの炎のヘッドスライディングであばら骨を痛めてしまったワタクシ、左のストックを突くたびにイテテ、イテテ、イテテ・・・状態。イテテ・・・。

MOTTARETの村が見えた時は

「あ~ 助かった~帰ってこれた~」

と思いましたね・・・(イテテ・・・)

で、YUKIさんと2人で”お疲れ様ビール”

かんぱーーーーーーーーーい!

うーーーん、ビールがうまかったーーーーーーーーーーーーーー♪

今日2人で滑ったのが6時間超ですよ。コーヒーも飲まず、ビールも飲まず、食事もとらず・・・(まあ、ロープーウェイの中でマドレーヌとせんべいは食べたけどね)

いやー、今日は人生の中で一番滑ったんじゃないかな?

日本でもこのぐらい滑ったことはあるけど、トワバレーはリフトの待ち時間がほとんど”ゼロ”なので中身が濃いのよ。この日2人でどれくらい滑ったかな~?たぶん100~150kmくらい?これでもトワバレー全体の20%ぐらいかな?このぐらい滑ったら、一日60ユーロのリフト券でも『うーーーーーん、元とったぜィ』てな感じですね。

疲れたけど、このくらい濃い1日というのは1年でもなかなかないよね。

この”幸せのお疲れ様ビール”の時ににリフトが止まって(時刻16:50分)、この時山の上ではもう一つのドラマがあったんですねぇ・・。

たぶん16:00分ごろに吹雪の2850m・COL DE LA CHAMBREに上ってきたO沼さん、奥ちゃん、ブッチさんの3人組。ここでブッチさんは「こんな危険な所を滑るのは絶対無理」ということで、時間がないので歩いてゲレンデを降りる羽目になりました。(※しかも落ちると危ないので、谷に背を向けて後ろ向きで歩いて(!!))

吹雪の中・・・、歩いて降りるのは安全ではありますが・・・、何しろ時間がかかるのよ・・・。(そりゃあそうでしょ。)

で、ロープーウェイの場所に着いてみると時間は16:50分過ぎ。ロープーウェイはすべて止まっていました・・・・。

(えーーーーーーー?!ウソーーーーーーーーー!)

地点は標高約2600m。MERIBEL MOTTARETは1750m。バスの出発は18:00分。ホテルまで45㎞の道のり。

この絶体絶命の危機をどうする????!!!

ここでこの3人組、反則技を使ったんですね~~~~~~~~!

近くにあった救助隊の小屋に、”足をねん挫して動けない!HELP!HELP!”と英語でまくしたて、・・・・・で、救助隊にスノーモービルで下してもらって、で下まで来て『病院に行こう!』という救急隊員に『その前にちょっとレンタルスキーを返してくるねぇ』と言って、そのまま逃げてきたんですね~~~~~~~~~~~~~。

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県警のヘリコプターをタクシーのように使う登山者のマナーが問題になっていますが、(※日本では救助のヘリコプターは無料。フランスで救助のヘリコプターを要請したらたぶん3000~8000ユーロくらい請求されるはず)これって完全な”反則技・レッドカード”だよねーー!!

で、何とかバスの時間に間に合った私たち6人、18:00分に出発。ホテルに帰ってシャワー。

夕食は21ユーロでラクレットでした。

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※泊ったホテルは民宿みたいなもので、2日間ほぼ丸々部屋が使えたのだ。村にはなーーんにもないので、日曜日の夕食はツアー参加者全員がこのオプション(有料・21ユーロ)のラクレットを頼んでいました。でも山の中は何でもおいしいのよ。(1回だけならね)

この夕食の席で今回のスキー旅行の反省・総括のあいさつ。

O沼スキー部長・・・「我々は3000m級の冬山を甘く見ていた」というお言葉がありました。

本当にその通り。おっしゃる通り。笑い話で話が済んだからいいようなものの、特に吹雪の3000mの冬山にチャラい格好で行ってあばら骨を折ってきたバカ、”スノーモービル事件”を起こした3人組は反省しないといけないよねー。

でも山の危険は経験しないとわからない!

スキー部の男性メンバー4人はひと皮むけて帰ってきた、ということで。まあ先っぽだけむけて帰ってきたということで・・・、ひとつ。

 

バスは22:00分ごろ出発。サービスエリアに2回停まってパリに着いたのが月曜日の早朝05:45分。

みなさん、お疲れさまでしたーーーーーーーーーーーー。っていうか、ワタクシ、これから仕事なんですけどね。

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いやー、楽しかったね。参加者の皆さん、お疲れさまでした。

Jジョギングスキー部では来年の”弾丸スキーツアー”の参加者を募集しています。

重要な料金は、1泊2日のツアー参加費が165ユーロ(2人部屋利用、往復交通費、宿泊費、土曜日夕食、日曜日朝食込)です。

その他、オプションで土曜日朝食(7.50ユーロ)、日曜日夕食(21ユーロ)。

レンタルスキー3点セット(板+ストック+ブーツ)が1日25ユーロ。

リフト券がトワバレー全山券が1日60ユーロ。

で、スキー1日でトータル【278、50ユーロ】です。(スキー2日でトータル【363,50ユーロ】)

スキー以外にもそり、プール、エステ、スパ、BAR,日光浴が世界で一番のスキー場でできます。”ドメーヌ600㎞”というのはたぶん本当,当たっていますね。広さだけならイタリアのドロミテのほうが広いでしょうし、高さだけなら4200m級のヘリスキーとかシャモニーのエギュード・ミディのバレ・ブランシュなどがありますが、こういった場所ではガイド料金とかかかるし、気軽に行けて楽しめるというならやっぱりトワバレーかな?

さあ、みなさん。今日からスキー貯金を始めましょう。

1日1ユーロ貯めれば、みなさんも人生が変わりますよー。

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◎タバコ吸ったつもりで深呼吸して貯金

◎デザート食べたつもりで甘い紅茶を飲んで貯金

◎キャバクラに行ったつもりで部屋の明かりを落として家飲みして貯金

はい、これで世界一のスキー場へ行けます。人生変わります。

せっかくフランス生活をしているなら1回は行きましょうよ!スキーをしなくても楽しいよ!

◎スウィングしている粉雪!!

◎ハイな気分にさせるよー♪

◎連れて行こうか,これからーー♪

◎スキー天国へーーー!イエーイ!

2016年度弾丸スキーツアーは2016年1月と3月に予定しています。

飲み会もぼちぼちやっていますので、Jジョギングスキー部へのご参加をお待ちしています。

では、2016年度にまた行きましょう!

また来年までー。バイバイ~!

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