ACOの弾丸地方マラソン大会レポート、今回はマルセイユまで遠征しちゃいましたよ!
なので、泊りなしの0泊2日は無理。今回は家族にも協力してもらい、”1泊2日弾丸地方大会出場”となりました~。
今回利用した交通手段がOUIGO。
話題の格安TGVで、車内検札なし,食堂車なし、ほぼ全車両2等車で価格を徹底的に下げ、パリ~マルセイユが片道約20ユーロで行けちゃうという超お得な電車。(価格は10~40ユーロぐらいで変動)
発着地点が中心部から遠い不便さが言われるけれど、パリの発着駅であるmarne la valeeは我が家からは乗り継ぎが良く、時間のロスはあまり苦にならず・・・、で週末のお出かけだったので、定期乗車券(NAVIGO)が使えて交通費もタダ。片道20ユーロぽっきりでマルセイユまで行けてお得感ありありでした~。
『ブルーとピンクのLCC(ローコストキャリア)』って盛んにコマーシャルしてるけど、なーんだか車体全体が薄汚れていて窓も埃だらけで窓の外がかすんで見えるほどでしたが、同じくブルーとピンクで統一された車内は清潔で快適。
で、パリから3時間半でMARSEILLE SAINT CHARLES駅に到着です。
ホテルは駅のすぐ目の前~。
荷物を置いて早速街に繰り出します!
ホテルのレセプションのムッシューが『今日は最高のお天気だからNOTRE DAME DE LA GARDEに絶対に行くべき!明日からは雨になるらしいよ~』と言うので、まずはマルセイユの南端・市街を見下ろす高台に建つ大聖堂ノートルダム・ド・ラ・ガルドへGO。
うーーーん。最高の眺め~♪オレンジ色のマルセイユの街並みと地中海が一望できます。
輝く巨大な聖母像が頂上から街を見下ろしながら、街の平和、人々の安寧、海の安全を祈る感じで立っていて・・・・、マルセイユの信仰&観光の中心的な存在ですね~。
素晴らしい眺めに心を洗われた後はゼッケン受け取り場所のVIEUX PORTのHOTEL DE VILLE に設置されたマラソンヴィラージュへ。
今回のマルセイユマラソンは10㎞、ハーフ、フルの3レースがあって、それぞれ違うスタート地点からゴール・HOTEL DE VILLE(共通)を目指します。
私も出場するハーフは、スタート&ゴールともに市庁舎(HOTEL DE VILLE)前で片道コース、なのに対し、10㎞とフルはバスでスタート地点へ移動しなければならず、またフルは一部同じコースを2周走るということもあって(ハーフよりも魅力に欠けるのかな?)、ハーフマラソン参加者がとびぬけて多いよう。
マラソンヴィラージュの柵に飾られていた応援旗(?)・・をよく見たら、エントリー者の名前が書かれていました。近づくと・・・、自分の名前を発見!
HOTEL DE VILLE を後にして、VIEUX PORTをぐるーーっと散策。
ハーフマラソンスタート地点のCATHEDRALE LA MAJOR。
数年前にマルセイユに来たときは、街がもっとゴミゴミ、雑然としていた印象だったんだけど、ここ数年で海岸沿いがすっかり整備されたようで、このカテドラル前も素敵~♡な海岸沿いのプロムナードが続いていました。
サンジャン要塞内にある2013年に完成した地中海博物館MUCEMは、12~20世紀の間に築かれマルセイユの海と街を見守ってきた歴史ある要塞と美術館の現在建築が混在する不思議な空間。
一部美術館の入館は有料だけど、ほとんどのところがただで回れます。灯台からの眺め、海に停泊するヨット、街並み、丘の上の聖堂、等々マルセイユらしい眺めが堪能できます。
で、橋で要塞と地中海博物館が渡って行き来できるんだけど、まさに過去と現在を結んでいるよう。
晴天の中あちこち歩き回って疲れた~。
なので、もちろん、ここは港の見えるカフェで一杯でしょう!
はあ~♪ ほっこりしました~♪
マラソン当日はレセプションのムッシューの天気予報的中~。で、雨~~☂
コースは市内を回った後、海岸沿いを通り、VIEUX PORTの市庁舎前へゴールする片道21㎞。
雨がひどくて写真を撮る余裕もなし~。
途中からほぼ同時刻にスタートしたフルマラソン参加者と合流してなんだかごちゃごちゃ~
視界が霞んで名所のカランクを通るも景色を楽しむ余裕もなし~
後半はスタミナ切れでだれだれ~
というわけで、マラソンの結果は満足できるものとはいきませんでしたが、ともあれ完走。
ふう。
心地よい疲れとおひとり様旅行でエネルギー注入。
足取りも軽く帰途へとつきました。