最近パリでもランニングブームなんですかね・・・???
先日、パリ8区・10km、パリ14区・10km、そしてこのfoulée de vincnnes 10kmマラソンをインターネットで申し込みをしたのですが、3連続で”定員オーバーで走れません”と言われたのですよ。
えーーーーーーー?なんでよーーーーーーー?
昔はね、10kmレースで定員オーバーになるのはオペラ10kmマラソンかバスティーユ10kmマラソンぐらいで、定員オーバーなんてあまり聞いたことがなかったんだけどね。 1週間前に申込みをして定員オーバーってどうよ??・・・・・・・・・・・・・・それでも、あまり走らないとどんどん筋力が落ちるんで、前日の土曜日に直接会場まで行ってお金を払って何とか出場にこぎつけました。
この大会、けっこう大きな大会で、ゼッケンが8000番まであるんですね。 私はゆるーい、『一般・10km 』レースなので、スタートは11時。朝ゆっくり起きても間に合います。
まずRERでVINCENNESまでGO。この駅前の商店街はきれいでいい感じだよね。いわゆるお金がありそうなフランス人の街で、びっくりしたのはチーズやさんやお総菜屋が複数件あることです。最近ではこういう商売がどんどん消えているけどね。フランス人率が高い市なんだろうね。
ちなみにヴァンセンヌ市のすぐ北側のMONTREUIL市の蚤の市(どろぼう市ともいう)なんかに行くとフランス人はほとんどいないのよ。(食べ物はやっぱりケバブ屋でしょ?)
駅前の商店街からはバンセンヌのお城も見えます。
本当に平和そうに見えるヴァンセンヌ市ですが、このお城の前の道路をパリ方向にまっすぐ行くと、1月初めに世界中をびっくりさせた”シャルリーエプド事件”関連事件で、警官を殺したクリバリが立てこもって、さらに4人を殺害した有名なユダヤ人食料品店があります。 このあたりはコテコテのユダヤ人居住区というわけではないんだけどね。 しかしヴァンセンヌ市の住人はビビっただろうね。 最近は何があるかわかりません・・・が、ボストンみたいにマラソン大会での事件はやめてね・・・。
コースは5kmコースを2週で、ほとんどが森の中。コースも広いしアスファルトもでこぼこしていないし、直線も長い、これならけっこう高速コースですね。参加ランナーの約45%は女性で、美ジョガーに囲まれて走っていると、うーーーーーーーーーーん。安心感がありますね。 ワタクシ、5km位まではルンルン走っていたのですが、毎度おなじみの失速パターンで、フラフラで喘ぐようにゴールしました。
しかし、ゴール地点に時計がないのはちょっといただけないよね。ゴールしてもタイムがわからないのです。 8000人もエントリーしている大会なら、時計くらい用意してよね。
で、レースの後はお待ちかねのホットワインへGO! うーーーーーん、シナモンがきいてうまい――。 イッシーのサンタクロースマラソンだと引換券がないとホットワインが飲めませんでしたが、さすがはお金持ちのヴァンセンヌ市はそんなせこいことは言いません。おかわりもできるよ。
駅前のヴァンセンヌ城は、暗黒の100年戦争のころに作られたお城なのでマジで戦争モードのお城です。中に入るのはお金がかかるけど、グル~っと一周するだけでも面白いよ。ロワール城なんかとはかなり違いますよね。
この大会、市民のホスピタリティ溢れる大会で、天気さえよければ楽しく走れます。(前回走ったときは気温がマイナス6度だった・・・) レース後はパーク・ド・フローラル公園でピクニックなんてのもいいかな。