Jジョギング・スキー同好会の初めての企画、スキー合宿に行ってきました。
参加者は《満》一家4人、O沼さん2人、マリさん&なぎさちゃん、奥ちゃん、かなちゃん、ユキさん、Yさん一家3人の計14人であります。
1週間の合宿という長期間、初めての企画なのでいろいろ問題あるかな~と思っておりましたが???結果的には大成功でしたね!!!
天気も良かったし、スキー場も最高だったし、皆さん楽しい思い出ができたかな??
まず初日は2組に分かれて夜行バスと朝のTGVで出発です。 で、グルノーブルに着いたのですが、バスもTGVもかなり遅れましたね。 ここでワタクシ《満》は業務用の卸売販売店に車で食料の仕入れに行きました。 今回のスキー合宿の重要なテーマは『いかにして安く予算をおさえるか・・・?』だったのですが、食料についてはほぼ完ぺき、食べきれないほどあったし(奥ちゃん、差し入れありがとう!)不満の声はほぼゼロでしたね。
ここでビール、ワイン、チーズ、パン、スパゲティ、ソーセージ、卵、ケーキ、ポテチ、水、ジュースなどを大量に買ってスキー場へGO!
(注)ちなみに1860mのスキー場のスーパーやレストランはめちゃめちゃ値段が高いのです。これが3食、1週間ともなるとものすごくお金がかかるのだよ・・・。) 今回はパリからもお米や食料を担いで来ましたし、レストランもほとんど行かなかったな~。食べたのはサンドウィッチ、お茶漬け、ラザニア、うどんすき、おいなりさん、細巻き寿司、カレーライス、スパゲティ、ソーセージ、おにぎり、餃子、焼き鳥、ラーメン、サラダ、チャーハン・・・等々、たぶん食費は1日3食15ユーロぐらいだったかな?? ワタクシの経験でいうと、1週間も山の中にいると食事に飽きてくるのです。毎日パンとチーズとジャガイモばかりで・・・・、でも今回は日本食ばかりで毎日おいしく食べられたね。
で、L’ALPES D’HUEZに来てみたら下のゲレンデは・・・・・・
『え~~~~~雪がない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
何しろクリスマス前後は超暖冬で最高気温は15度くらいあったのよ・・・・。
というわけで、楽しみにしていたそり専用コースは雪がないので閉鎖、できませんでした・・・。 (注)でもね。アルプデュエはゲレンデがいろいろあるウルトラマンモススキー場で、2000m超になれば雪はあったのでスキーは十分に楽しめました。ちなみにこのクリスマス前の1週間、フランスの標高の低いスキー場はほぼ全滅だったようです。クリスマスにスキーを考えている人は値段だけでスキー場を決めるのをやめた方がいいよ・・・・。2月ぐらいならどこでも雪があるけど、12月のスキー場は天気の運もあるからね。)
で。一番上の3300mの世界はこんな感じ。 天気はピーカンで最高のコンディション。同好会エースの奥ちゃんやスキー指導員のO沼さんやマリさんはガンガン行っていましたが、超へなちょこスキーヤーのワタクシはとてもじゃないけどこんなゲレンデで滑れない、ってことでリフトで降りました。
ワタクシの長女&長男はスキー初挑戦なのでまず1週間のスキースクールへ。フランスのスキースクールっていつも感心しますけど、教え方がとっても上手だよね。初めてスキーに挑戦した子供たちにもボーゲンで上のゲレンデへ行けるようになりました。
というわけで、毎日毎日スキー三昧。(イエーーーイ!) ちなみに宿(アパート)はこんな感じです。 夕方になるとアパートに帰って、サウナに行って泳いでビールを飲んで・・・・。うーーーん♪天国だぜぃ♪
(ジムもプールもスケートリンクもアパートのすぐそばにあるのだよ。)
クリスマスイブの夜にはゲレンデで花火などのアトラクション、スケートリンクでのショーなどもありました。子供たちも楽しめたかな?
結局どこにも飲みに行かず外食にもいかず・・・、だったけど、楽しかったね!
こんなに楽しいならまた来年もスキー合宿を企画してもいいかな~~??また行こーよー!
というわけで、ワタクシ《満)と奥ちゃんとかなちゃんは大満足で一足先にパリに帰ったのですが、その後のハプニングはACOサンのレポートです。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
はい、続いてACOのアルプデュエ スキー合宿レポートです。
若かりし頃、『私をスキーに連れてって』世代のワタクシは、空前のスキーブームの中、夜行バスに乗って週末ごとにスキーに行ってはブイブイ言わせていましたが(ブイブイって死語??)社会人になってからはめっきり行かなくなっていました。 フランスに来てからも何やかやでスキーをする機会に恵まれず、ゆえに実に約20年ぶり、フランスでは”初スキー”でした。
『フランスのスキー場は日本のとは全然違うよ~』とは聞いていましたが、ハイ(深~く納得。)、フランスのスキー場の規模に圧巻でした。
《満》さんのレポートにあるように、暖冬で雪がなく、全135ピストのうち約25%しか稼働していませんでしたが、それでも1週間滑ってもすべてを滑り切れない規模の大きさ、アニメーションの多さ、スキースクールの充実・・・、すべてが大満足でした。
あまりに久々のスキーだったため、『1週間滑り続ける根性はないだろう』と踏んで、初めから半日だけスキーをしてあとはジムやプール、観光等々をして過ごすつもりにしていたのですが、飽きることなく、充実の毎日でした。 午前中は子供たちをスキースクールに見送ってその後ゲレンデを見下ろすスポーツセンターにあるジムかプールへ。午後は子供たちと一緒にスキー。 3300mのpic blancへも行きました。(景色が素晴らしかった~)
たっぷり楽しんだ後のごはんとお酒も美味しかった~♪
楽しく過ぎた1週間ですが、最終日にハプニングがありました。 前半、全く雪がなくて快晴、半そででも過ごせるほどの気温でしたが、パリに戻る最終日に大雪が降りました! 朝起きると一面真っ白。前日までとは全く景色が変わっていました。
あまりの雪と吹雪で最終日はスキーもスケートも諦め、すごい雪にテンションの上がっている子供たちとそり遊びへ。子供たちは大喜び。
で、バスの出発時間が近づきバス停へと向かったのですが、出発予定時間を過ぎてもバスが来ない!10分過ぎ、20分過ぎ、30分過ぎ…。同じくバスを待つ人が『大雪で前の便は2時間遅れたらしい』、別の人は『7時間遅れらしい』、『キャンセルになったらしい』・・・。
え~パリに帰れないじゃな―――い!
雪が降りしきる屋外で来ないバスを待っても埒が明かないので、ワタクシACOはとりあえず何か情報を聞きにとバス停から約10分の所にあるバスのチケット売り場へと行きました。
で、窓口の人に聞くと『大雪で大渋滞が起こっていてかなり遅延が生じているが、キャンセルにはなっていないので待っていてください』とのこと。バス停前で待っている皆さんに伝えようと電話をすると、『ACOさん、今バスが来た! 今すぐ戻って~!!』
焦った~。
走った~、走った~。
パリマラソンでもパリ駅伝でもここまで本気は出さなかったよ~!
と、バスが見えた!
O沼さんが手を振ってる~!Y崎さんが何か叫んでる~!K子さんがバスのドアをおさえてる~!
1時間遅れでやってきたバス。『えらく遅れてるだ~。来ない人を待っている余裕はない!!』と言う運転手を、『連れがすぐに来るから、お願い待って~!!』と、皆で何とか待たせてくれていたのです。
Jジョギングクラブスキー部の皆さんの素晴らしい連係プレーのおかげで私も何とかバスに乗り込むことができました。(ホッ)
通常は2時間ちょっとでグルノーブルに着くはずが、実に4時間近くかかりました。
途中は大渋滞、スリップして事故る車を見かけたのも1度や2度だけではなく・・・、とにかくなんとかかんとかグルノーブルにたどり着き、無事TGV の出発時間にも間に合ったわけですが・・・。
あとでわかったのですが、大雪のため、アルプデュエに向かう峠は午後から封鎖になったのだそうな。つまり、私たちの後で出発するバスの便はすべてキャンセルになっていたのです。
いや~、危機一髪。
パリへ帰るTGV もかなり遅れました。が、無事帰れて本当に良かった~。
最終日に思わぬハプニングでしたが、これも良い思い出になりました。
楽しい楽しい1週間でした♪