夫婦でジョギングクラブなんてやっていながら、実は普段トレーニングは一緒にしない、たまーーに同じ大会を走ってもあえて離れたところからスタートしてなるべく顔を合わさないようにする私たち夫婦。
が、今回、初めて2人揃って共同作業。RUN AND BIKE SOLIDAIRE 10kmに出場しました。
第1回目の開催のこの自転車とランの大会、タイトル通り、2人一組で一人が自転車、もう一人がランニングして一緒に10kmを走ります。
自転車担当とラン担当は途中で入れ替わってもいいが、2人そろってスタート&ゴールしないといけないとか。
”自転車とラン”という大会、近年ぼちぼち行われていて、来週(10月19日)にはパリ市内でも行われるとかで、ちょっとしたブーム(を起こしたい?)の大会のようです。
スピードの違う自転車とランが並んで走れるものか、参加者がなんだかぐちゃぐちゃになっちゃって走りにくいんじゃないの?…などなどいろいろな??があり、じゃあ一度走ってみましょう、というわけで今回のエントリーとなりました。
元自転車部(と言ってもピストですが)の《満》さんが昔取った杵柄ってことで自転車担当。10kmランはワタクシ《ACO》が走ります。
コースはパリ郊外にあるサンクルー公園、自宅から《満》さんは自転車で、私は電車で向かいました。
サンクルー公園につくと送迎バスがお出迎え~。
マラソンヴィラージュに到着。
20ユーロで自転車を借りることができますが、さすが自転車王国・フランス。ほとんどの参加者がマイ自転車を持ってきているようです。
今回の大会はチャリティーの大会でもあり、参加者が1km走ると1ユーロが寄付されることになっています。
私たちも2人で20km、20ユーロ寄付できる(できた…はずなのですが、結果はそうならず…理由はさらに下を読み進んでいただければわかります・・・)。
チャリティマラソン大会はよく有名スポーツ選手が招待されて一緒に走ったりするのですが、今回は200mと400mでのトリプルオリンピックチャンピョンのマリージョゼペレク、100mで10秒切りをしたジミーヴィコが一緒に走りました。
ジミーヴィコは実際見ましたが、見た目はそんな俊足には見えないふつーのお兄ちゃん。でも走ったらすごいんだろうなぁ。マリージョゼペレクは結局どこにいるのかわかりませんでした。
そのほかにもサッカーの元フランス代表のチュラムやらカヤックの銅メダリストの何チャラさんやらが応援に来ていたそうだが、全くどこにいるかわからず。(舞台とか高いところで紹介してほしかったな~)
で、スタート。
皆さんいい自転車持ってますねぇ~
たまにママチャリ(?)や、子供と一緒の人もいましたが、ちなみに私たちはゴルフの景品でもらったというのを譲ってもらった遊び用のマウンテンバイク。
この日は時折雨がパラパラ降るあいにくのお天気。道路濡れて滑りやすくとっても危険です。
『転ぶのもばからしいし』と後ろの方からそろりそろりとスタートした私たち・・・ですが・・・。
スタート直後、まっすぐな道でやっぱり自転車は勢いよく進んでいきますねぇ。
でスタート後約500mでいきなりでこぼこした下り。
自転車のスピードが出る、出る、『早いよー《満》さん、危ないよーーー!』
と思っていたら、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ばったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
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やっちゃいました。
《満》さん、転倒。
(この写真の後、転倒。カメラは破壊)
「うーーー」とうずくまる《満》さん。
鼻血がボタボタ。
あまりに派手に鼻血が出るので、周りの参加者も思わず(大丈夫??)と立ち止ってくれます。
救急隊出動。(救急隊の皆さんもまさかスタート後3分で出動要請とは思わなかったでしょうね。)
救急車でマラソンビラージュの仮設医療テントへ移送。
なかなか鼻血が止まらなくて心配しましたが、幸い、擦過傷だけのよう。(ホッ)
というわけでスタート500mであえなく棄権。
治療を終えて、テントの外に出るとほとんどの参加者がゴールした後のようでした。
大会レポートもここまで。カメラが破壊されてしまったので写真も無し。手当てしていただいた救急隊の皆さん、続々ゴールする参加者の様子・・等々写真におさめることができませんでした。
そして・・・、《満》さんの体中&顔に派手な傷だけが勲章として残りました・・・。
学んだこと。
①雨の日の自転車の運転には気を付けましょう。
②自転車に乗るときは写真など撮らずに(写真を撮りながら走っていました)自転車の運転に集中しましょう。