トレイルランの魅力は自然を体感しながら走れるところ。木の根っこ、岩、平地ではない急傾斜の上り&下り、苔むした階段・・、変化があるので飽きない。ぼーっと走ってたらぬかるみや凹凸に足を取られて転倒、なんてことがあるのでいつも周りに気を配っていなくちゃいけない。『えーー!こんなとこ上るの―?』なんていう急傾斜を上ることも、岩の隙間をすり抜けていくことも、ぬかるみをバシャバシャ進むことも・・・。地形の変化、天気や季節によっても違うコースの変化を楽しみながら走れるのです。
で、ふつうのランとは違って走り終わった後はバキバキの筋肉痛ってこともあるんだけど、”がっつり走ったぜい”感がまたトレイルの魅力でもあるんですね~。
先週はトレイル大会を走るも(レポートは→こちら)、この”がっつり走った感”がイマイチなくてなんだか消化不良・・・。
あーー、がっつり走りたいっ!
というわけで、今週もトレイルを走りに行ってきました!
今日走ったのはTRAIL DES LAVOIRSのトレイル21㎞。
場所は南西約28kmにあるシュヴルーズです。
シュヴルーズは今年1月にハーフマラソンを走ったところ。(レポートは→こちら)
シュヴルーズはシュヴルーズの谷の中、そしてオート・ヴァレ・ド・シュヴルーズ自然公園の中心にあるコミューンで、パリから電車で1時間足らずのところにあるとは思えないような自然いっぱいののどかーな所。
大会本部はRER B線の終点Saint-Rémy-lès-Chevreuseから約3㎞離れた高台にあるCHATEAU LA MADELEINEです。
CHATEAU LA MADELEINEは11~14世紀に造られた保存状態がよいお城です。
駅からお城のふもとまで3㎞弱、歩ける距離ではあるけどNAVETTEバスの送迎サービスがありました。
ふう~。ふもとの街でバスを降りて、階段&坂をえっちらおっちら。登り切った高台がCHATEAU DE MADELEINE。シュヴルーズの街が見下ろせます。
ここからスタートします。
大会は33㎞トレイル(8時半スタート)と21㎞トレイル(9時スタート)の2レース。マラソンヴィラ―ジュに到着したころ、ちょうど33㎞トレイルがスタートしたところでした。
21㎞トレイル参加者500名弱、33㎞トレイル参加者400名ちょっと。計約900名が参加する人気大会です。
21㎞トレイルはシャトー前~9時スタート。
コースは前半10㎞はコース幅の広い舗装道、林道、森の中の自然のコース。比較的緩やかなコースが続きました。
10㎞を過ぎてから、コース幅が狭くなって、急な上り&下りのトレールらしいコースがきました!
ふう~。きっついーー。
前日に大会本部から『大会当日は気温が上がる予報なので各自水を十分に用意してください』というお知らせメールがきたけど、今日は気温が30度近くまで上がってじりじり体力を消耗します。水分が汗でどんどん出ていきます。
15㎞地点で1か所給水所がありました。
ゴールはスタート地点と同じCHATEAU DE MADELEINE。最後の1㎞はゴールを目指して長い&急な坂を上っていかなくてはいけません。これがきつかった~。
CHATEAU DE MADELEINEにゴ――――ル!
ゴール後、ビールがもらえました!
ゴール後のエイドはサンドイッチ、パテ、ガトー、フルーツ、飲み物各種と充実。
スタート&ゴールのCHATEAU DE MADELEINEも良い感じ。
よくオーガナイズされたいい大会で気持ちよく走れました!