先週のJジョギングクラブ秋のキノコ狩りハイキングで大量のキノコをGETしたワタクシ≪満≫。
1週間かけて完食しましたー。イエーイ!おめでとー!
キノコ料理は主役にもわき役にもなれるし、何しろ味がおいしいし。すぐに火が通るから短時間でできるし、カロリーがほとんどないからいっぱい食べても太らないし・・・、いいことばかりだ!
くそーー、もっと10kgくらい採ってくればよかったぜい。
もうばかばかしくてマルシェでキノコを買えなくなってしまったのよん。
さて、たっぷりキノコ料理を楽しんだ次の週はこれだ―。(アンディーブの画像)
この野菜、いろんな名前があるのよね。ENDIVE(アンディーブ)だったりCHICORY(チコリ)だったり。ベルギーからフランス北部当たりではCHICON(シコン)というのですが、この産地で開かれるマラソン大会で、レース後にアンディーブづくしのフルコース料理が14ユーロで食べられる、という気になっていた大会にちょっくらウヒウヒ行ってきました!
COURSE DE CHICON 大会ホームページは→(こちら)
まずはBERCY SEINEのバスターミナルへGO!
しかし深夜バスターミナルはゴロゴロ寝ている人が多いね・・・。
バスは定時の03時05分にLILLEに向かって出発。満席だったけど、トイレが使えたからまあいいや。。。
ビューンと飛ばして05時50分にLILLE着。
実は今日は少し問題があるのだ。国境の街・BAISIEUXはLILLE FLANDRES駅から14㎞ほど東にあるのだが、こんな時間には交通手段がないのだ。どーしよー、どーしよーと考えて歩いていくことに決定。
6:00時にLILLE FRANDRES駅に行ってみるとそのへんに人がゴロゴロ寝ている・・・?? 駅のホームでも寝ているし・・・。
あとでわかったのですが、LILLEのMETROの始発はパリよりずっと遅いのね。結局電車が来たのが06時40分くらいでした。車内は朝帰りでテンションの高い若者でいっぱい。ぎゅーーんと南下しててきとーなところで下車、東に向かって行けばそのうちわかるだろう、と思ったのよん。
BAISIEUXに向かう県道941号線はあっさり見つかったので、あとは一本道をてくてくてく、LILLEから出るとこんな感じなのね。レンガ造りの家が多くて外国に来たみたい。道沿いに花の無人販売をやっている畑がありました。
おー、さすが田舎だぜい。みんな正直にお金払うのね。でもさすがにお金を入れる箱はコンクリート製だったけど、ね。
今日は、ワタクシ、名産地のアンディーブの畑を見るのを楽しみにしていたのです。
頭のイメージでは、オランダのチューリップ畑みたいに白や赤のアンディーブが畑に広がっていると思っていたのです。
でも、それらしき畑がない??アンディーブなんてどこにもない??なんでよーー?!
パリに帰ってから調べてみると、どうやらアンディーブという野菜は建物の中で生産しているみたいなのね。動画は→(こちら)
そういえばアンディーブは生食できるし、虫や砂がついていなくて形もそろっていてきれいだもんね。
東に向かっててくてくてく。
BAISIEUXまで4,5㎞、TOURNAIまで15㎞と書いてあります。
おーーー、TOURNAI(トゥ―ルネ)知ってるぞーこの街、(行ったことないけど)たしかランスの教会の裏に銅像があるフランスの初代王様と言われているクロヴィスもこの街出身。そういえば、ユリウスカサエル(ジュリアス、シーザー)の紀元前に書いたガリア戦記にもこのあたりやブリタニア(ブリテン島)のことがいっぱい書いてるよなー。
カール1世、シャルルマーニュ大帝なんかもベルギーとドイツの国境あたり出身だし、昔々はパリよりもこの辺の北部のほうが開けて栄えていたのだよ。ワタクシが歩いているのも、たぶん2000年ぐらい歴史のある街道ですね。
ここまで来るのに2時間半かかりました。でもおもしろかったよん。
レースは5㎞、10㎞、15㎞、子供レース、ランドネ、いろいろありましたが、ワタクシは15㎞レースに出場。本当は5kmくらいが今の実力だとちょうどいいのですが、せっかくはるばるパリからやってきたのだから15㎞で。料金もほとんど変わらないしね。
今日の参加ランナーは1500人くらいだそうです。
すぐにBAISIEUXの街を抜けてベルギーとの国境に沿って走ります。
このポイント、けっこう楽しみにしていたのだ。国境を走るのはやったことがなかったなー。・・・でも・・・なーーんにもない・・・。ふつうの田舎の風景と畑があるだけ。
えーー??これが国境??
地図だと国境は×××××××××××××××とか書いてあるので、ワタクシはてっきり小さなフェンスとか看板とかあるのかなー、と思っていたのだ。
日本は島国で国境がないから何か不思議な感じ。
今走っている農道の右側は韓国領です・・・、みたいな??
あそこに見える教会は中国領の教会です・・・・、みたいな?
コースはほとんどフラット。最後はヘロヘロになってゴーールゥ!!
あーー、疲れたーー。でも最後まで走れて歩けてよかったよん。
いよいよお楽しみのレース後のアンディーブフルコース食事会だ、イエーイ!
ここにあるBARではいろいろな種類のビール、ワイン、ウイスキーまで飲めます。
ワタクシはアルザスマラソンの食事会のようにアントレ、プラ、デザート、飲み物すべてが一緒に出てくると思っていたのだが・・・、違っていたのだ。
その間、表彰式があったのだが、これが長いのなんの・・・。グダグダグダグダ。各レース、年齢別カテゴリー1~3位の表彰をして、司会者のトークが長いから全然終わらない・・・。1時間以上やっていた。その間食事会はお預け。パチパチパチパチ。
今日は13時55分LILLE行きの電車に乗らないとパリに帰れないのだ。
まあ40分もあればお昼ごはんが食べれるだろう、と思っていたのだ。でも料理が出てこない・・・。
係りの人に時間がないので前菜だけでももらえませんか??と聞くと、『え、まだできてませんよ』との答え。
えーー!じゃあもういらねえよ!と席を立ったワタクシ。バーローバーロー!
どうもね、早くサービスする気が全くないのね。何か?この食事会って夜まで続く打ち上げパーティーという感じだったみたいね。
そんなグダグダパーティーに付き合ってられるかーーーー!!
動画その①(こちら)
動画その②(DSC_4532)
行きは2時間半かかったけど、帰りは20分ちょっとでリールフランドル駅着。
バスの出発まで1時間あったので、LILLEに来るといつも行っているフライドポテト屋さんにGO!
これが今日のお昼ごはん、フリット、マロワ―ル、ソーセージとビール。
うーーーん、おいちい。しみじみおいしいぜい。
なぜかわからないが、パリにはこのようなフライドポテト屋さんはない。マクドやバーガーキングなどはフライドポテトもおいしくないしビールも全然ダメ。最近はやりのFIVE GUYSはフライドポテトはおいしいがビールがおいしくない。
このLILLEのチェーン店は北部のビールが8~10種類ぐらいあてに食べる熱々のフライドポテトが最高なのだ。なぜベルギーに近くなるとポテトフライがおいしくなるの??うーーん、わからん。
歩いてリールヨーロッパ駅に行って、グワーッと寝て18時30時頃パリに帰ってきました。お疲れ様――。
アンディーブのフルコース料理は食べれなかったけど、楽しい一日だったよん。
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BAISIEUX COURSE DE CHICON15㎞レースの費用は・・・
- PARIS-LILLE バス料金 3ユーロ
- LILLE地下鉄料金 1,85ユーロ
- 15㎞レース参加費 10ユーロ
- SNCF切符 1ユーロ
- 食べれなかったアンディーブのフルコース料理 14ユーロ
- ビール 3ユーロ
- ビール、ポテトフライ、ソーセージ 13ユーロ
- LILLE-PARIS バス料金 3ユーロ
TOTAL・・・48,55ユーロ でした。
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