ズルズルランナーがアルザス・ハーフマラソンを自主的に走ってきました!

メドックマラソン以来約10年ぶりにフルマラソンに出場することになったワタクシ《満》。

本当は体作るのシンドイのでフルマラソンってあまり好きじゃないのよ・・・。自分の実力だとハーフマラソンぐらいがちょうどいいのだ。

しかし今回は超人気のアルザスハーフマラソンがあっという間に定員オーバーで出れず、仕方なくフルマラソンに出場です。

どうかなーー?1か月前に自転車で事故してケガしてぜーんぜん走れてないし、自信ないなー。まあダメなら棄権すればいいや・・・、軽い気持ちで、『今回は取材旅行』ということでひとつ。

まずパリBERCY駅のOUIBUSターミナルから23時30分にACOさんと2人で出発。ストラスブルグまで約6時間の旅です。(サービスエリアで2回トイレ休憩、30分と10分でした)

05時45分頃ストラスブルグ着。

(ストラスブルグの高速バスターミナルは大聖堂の南側、遊覧船乗り場近くのPLACE DE L’ETOILEにあります。SNCFの駅まで約2㎞離れていて、目の前にはトラムの駅があり移動は便利だが、朝の6時だとタクシー乗り場はあまりあてになりません。)

今回はたまたま見つけたタクシーに乗ってフルマラソンのスタート地点のDORLISHEIM(ドルリスハイム)のスーパーマーケットCORAの駐車場までGO!

1時間半前に着いたから時間はゆったりあります。地方大会はこのくらい余裕がある方がいいよね。18,6,17alsas-104

 

で、8時にフルマラソン約900人がスタート、バン!

まず第一グルメポイントの食べ物はアルザスパン。18,6,17alsas-120

まあ白ワインとパン食べてもどーってことないよね・・・。

MUTZIGの第2グルメポイントはアルザスの名物クグロフ。

クグロフってクリスマスのころになると食べるイメージがあるんだけど、小さく切ってあると何がなんだかよくわからないね・・・。

9㎞地点でゴールの街MOLSHEIⅯ(モルスハイム)に入ります。

『おーー、これがモルスハイム、ここに戻ってくるわけね』

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第3グルメポイントは名物シュークルート。おいちぃ!ハードロックバンドも上手だし、ついついワインもおかわり・・・・。ここまで来るのに1時間15分でした。

第4グルメポイントはタルトフランベ。ACOさんの写真ではいっぱいあったけど、ワタクシの時は1切もなかった。でも皆さん走り出さないで待っているのね・・・。その間にワインをもう1杯。

焼きあがったタルトフランベにランナーがうわー―っと群がります。うーーん焼きたてはおいちーーーー。

 

しかし快調に15㎞地点のERGERSHEIⅯ(ウルジェルスハイム)のサイクリングロードあたりを走っているときに、ワタクシの心の中に黒い雲がモクモクモクと出てきたのだ。

『こんなおかわりしてヘロヘロ走法をしていたら、たぶんゴールは5時間半から6時間くらいになるだろう・・・??』

しかも今日は15時台の電車に絶対乗らなければパリに帰ることはできないのだ。

(普通はストラスブルグに行く電車は1時間に1本、でもこの日はSNCFのストで3時間に1本しかなかった)

ゴール後、荷物を受け取ってシャワーを浴びて食事をしたらそれでタイムオーバー。大会の取材もMOLSHEIMの取材もできないし、写真もないし、うーーーーん困ったよん。どうしよー、どうしよーーー。

棄権してMOLSHEIM(モルスハイム)に引き返そうか???

”ここでワタクシは重大な決意をしたのだ”

まず16~17㎞地点の交差点のローターで、

『あーー、シューズのひもがほどけちゃった~~』的にコースアウトして

『くそーーー、今日は暑いぜーーー』的に空を見上げてTシャツを脱いで。

北に向かって走るランナーの皆さんとは90度違う方向、西方向の県道を

”うぉりゃーーーーーーーーー”と走り出したのだ。

 

『あ、あいつきたねー。ずるしやがってー、インチキだー』

という声は聞こえなかったかな?そもそもアルザスマラソンって地方のお祭りマラソンだからね、ゼッケンをつけてるのに自転車に乗っている人いっぱいいたし。

『うひゃひゃひゃひゃー、見逃してください、見逃してください、うひゃひゃひゃひゃー、』

と、飛ぶように逃げていくワタクシ。

フランス選手権がかかっているマジ大会や賞金がかかっているガチ大会だとこんなリタイヤすると大会関係者に注意される。

「おい、君。リタイヤするならゼッケンを返しなさい』

なんて言われるのだ。

1㎞ほど全力で走って交差点が見えなくなったところでSTOP。

『ハアハアハア、だれも追いかけてこなかったぜぃ。酔っぱらって全力で走ったから疲れたヨン』ハアハア・・・。

初めて来たマラソン大会だから土地勘なんて全然なかったけど、西に向かっていけば何とかなるかなーーと思ったのよ。

ここから西に向かっててくてくてくてく、美しいブドウ畑WOLXHEIM(ヴォルクスハイム)を通って、SOULTZ-LES-BAINS(スルツ・レ・バン)に入ると何やらボランティアらしき人が数人・・・。うーーん、このサイクリングロードかな?でもランナーがいない??

通行人のふりをして通り過ぎる用心深いワタクシ・・・。

県道422号線に出てみると車がびゅんびゅん走ってる・・・。

うーーん、やっぱりさっきのサイクリングロードかな??

戻って遠くから様子を見ているとフルマラソンの赤いゼッケンをつけたランナーが走っていきました。

『おーー、やっぱりこのコースだぜぃ』

いかにもお散歩していまーす、的にワタクシもこのサイクリングロードに進入。口笛かなんか吹いちゃったりして・・・。かなり演技派だぜー、役者だぜー。

人がいないところでゼッケンをつけて走りだすとここは38㎞地点でした。

『おーー、38㎞地点。楽にゴールできるじゃーーん』

しばらくすると自転車に乗ったおじさんが前からやって来て、ワタクシにこう言いました。

『がんばってーーー、あんた10位だよー』

『えーーーーーー??じゅ、じゅ、10位??900人中の10位、ありえねえーーーー』

どう見ても10位の走りじゃないでしょー。こんなぴょこたんぴょこたん走っていたら一発でばれるでしょ??

どうやらコースカットには成功したけれど、2700人のランナーに紛れてゴールする作戦はタイミングが早すぎたのだ。

うーーん、どうしよーどうしよー??

ゴミ箱の後ろに隠れるとか森の中に隠れるとかも考えましたが、結局”応援の人の前だけマジで走る作戦”でGO!

でもね。40㎞を過ぎると人がいっぱいいるからけっこうマジで走らないといけないのね。最後のグルメポイントでクレマン(アルザスのシャンパン)を飲んでラストスパート。

応援の人が『ブラボー」とか言ってくれるんだけど・・・。いやいやいや。恥ずかしいやら後ろめたいやら。子供たちとも今日はハイタッチはしませんでした。

『おじさんに触るとうそつき菌がうつるからダメダメ』

で、下を向いてゴーーーーール!!

あーーー、恥ずかしかった。ごめんなさーーーい。皆さんマネしないでね。

レース後はワインをもらって、ウインドブレーカーをもらって体育館で荷物の受け取り。ゴール地点から100mほど離れています。18,6,17alsas-122

この体育館でシャワーが浴びれます。お湯も出てまあまあ清潔。

 

●この体育館のすぐ隣がモルスハイムのキャンプ場。このキャンプ場、料金も安いし会場のすぐ隣だしGOOD!

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●キャンプ場の前は野外プールで、フルマラソンの参加者は無料で使えます。

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●大会本部の1階にマッサージ、2階にランナーのための大食堂。18,6,17alsas-127

 

 

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●お腹がそんなに空いていない人は外の屋台で軽食、タルトフランベ、ビールなども飲めます。テーブルもたくさんあり。18,6,17alsas-129JPG

●表彰台は大会本部のすぐ前。ブレイクダンスのコンテストをやっていました。

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●子供の遊び場もベビーシッターもあります。

●子供レースは前日土曜日の午後から。530m~2800まで8レースあります。

●ランナーがどんどんゴールしてきました。

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緑のゼッケンがセミマラソン、赤のゼッケンがフルマラソン。

 

 

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●この街には大きくて古いイエズス教会、神学校があります。18,6,17alsas-90

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●これは街の中心部・モルスハイムが城塞都市だったころの名残の門塔。この横にきれいな公衆トイレがあるのに少しびっくり。さすがアルザス。でもおしゃれなカフェはありません。

●このモルスハイムの街にはDIANA等のホテルが3件と民宿があるのですが、アルザスマラソンの前日は1年以上前からすべて満室で泊まることはまずできません。(2019年6月15日(土))

これはキャンセル無料で予約ができるせいか??旅行社がおさえてしまうからなのか??わかりませんが、とにかくマラソン大会の当日はモルスハイムにホテルの部屋はたぶんありません。

●ACOさんは大会当日にストラスブルグからSNCFのTERに乗ればハーフマラソンのスタートに間に合う、と書いていますが、これはやめておいたほうがいいよ。

まず、初めて行く人、土地勘のない人には駅からの道はわかりづらいし、、駅には何もないし。イライラするよー。地方大会で遅刻・失格じゃあシャレにいならないでしょ?18,6,17alsas-93

ハーフマラソンのスタート地点SCHARRACHBERGHEIM-IRMSTETT(皆さんこの街の名前読める???これはシャラッシュベルグハイムの街というのだよ。)のスタートは10時だから、9時までにすべてを終わらせるにはタクシーでいくのがBESTじゃないかな?ハーフマラソンスタート地点にはSNCFの駅はありません。ストラスブルグからの料金はほぼ同じくらい。18,6,17alsas-134

 

★☆★ まとめ ★☆★

『アルザスマラソン&ハーフマラソンにパリから出場するにはどうしたらいいのか?』

その①:今回の《満》&ACOのように夜行のOUIBUSとTAXIでスタート地点まで行く。

その②:ストラスブルグのホテルに前日泊まってTAXIでスタート地点まで行く(55~60ユーロ)

その③:モルスハイムのキャンプ場に前日から止まってシャトルバスでスタート地点まで行く(無料)

こんなところですかね。

第1にまず泊まるホテル、キャンプ場をすぐ押さえる。(2019年度は6月16日の開催、6月15日の宿泊の予約)キャンセル無料ならとりあえずすぐに押さえておいたほうが安心。

第2に大会にすぐに申し込む。(2019年6月16日)大会ホームページを注意してみましょう。

第3にストラスブルグまでの切符。(3か月前かプロモーションなど)ストラスブルグまでインターシティ5時間、TGV2時間、少し高くてもTGVのほうがいいよ。

計画的に準備すればそんなにお金はかからないし、地方料理も観光も楽しめるし。こんな楽しい酒のみマラソンはなかなかないよ。(メドックマラソンは弾丸では行きにくいし、つまみがないし、ハーフマラソンがない・・・)

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それでは皆さん、2019年6月16日にアルザスの青空の下、ハーフ&フルマラソンでお会いしましょう。

バイバイ。

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