Jジョギングクラブのみなさーん、お元気ですかーー?イエーーイ!
今日、10月8日はパリ20kmに出場したJジョギングクラブの方も多いと思いますが、11月に駅伝に出場する皆さん、走ってるー???ウオーー。駅伝までもう1か月ありませんが、いつまでもいたいのかゆいの言って酒飲んでパソコンの前でYOU TUBEの動画なんか見てうだうだまったりしてちゃーいけねーよなーー。(←・・って、名前は言いませんが・・・)そろそろテンション上げて走りだそうよー。いつ走るのーー?今でしょ??
ということで、《満》ちゃんの”飛び出せ、地方大会第3弾”はノルマンディ地方の中心都市・ルーアンであります。
駅の窓口に直接切符を買いに行ったのですが・・・。
『はい、ルーアン往復で48,20ユーロね』
と言われたのだ。アチャーー。片道24,10ユーロですか・・・?
※これは少し説明が必要なのだ。
パリ→ルーアンの切符はインターネットなどで買っておけば片道10~13ユーロくらいで買えるのだ。ワタクシはめんどくさいので、「値段が上がってもせいぜい20%くらいだろう」と思っていたのだが、ほぼ倍の値段だった・・・。トホホ・・・。地方に行く人はあらかじめ切符を買っておこうね。当日窓口で買うのが一番高いのよ。
切符を買った後はスタバにGO!
ここで紙ナプキン、砂糖、プラ製フォーク、ナイフ、スプーンを仕入れて、8時19分発のINTERCITE ROUEN行きにGO!
北駅、東駅と比べると、ここが一番平和でのんびりしているね。
ROUENまでは140㎞、約1時間半の旅ですが、その間は車窓を眺めながら楽しい読書TIME。ROUENに着く30分くらい前から若いお兄ちゃんがバタバタ走り回って、うるせーなー、バーロ―、と思っていたら、どうやら無賃乗車の人らしいのね。
でもコントロールの人もなれたもので、3人がかりで上階、下階、トイレ・・から挟みうちして捕まえていました・・・。
うーーん、罰金けっこう高いよー、これは・・・。
びくびくしないで、切符はインターネットであらかじめ買っておくのが一番いいよー。
ルーアンってこんなところ→(こちら)
→(動画)
ルーアンには貸自転車もありますが、歩いて回れる街だからいらないかな?
これが大会本部のルーアン市役所。駅からプラプラ歩いて1㎞ほどです。
ワタクシは市役所の中へ申し込みへGO!
”10km de ROUEN”サイトは(こちら)
当日申込みは17ユーロでした。(インターネット事前申し込みは15ユーロ)
今日は行きたいところがあったのだ。
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ここで《満》の全然関係のない話
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さて、朝市で買ったパエリア(5ユーロ)で早めの昼ごはん。公園がないのでセーヌ川の岸で川を眺めながら・・・。
こういう時にスタバでもらった紙ナプキン、プラ製ナイフ&フォーク&スプーンがひじょーに役に立つのだ。
川岸はジョギングコースになっていて、今日は大会だから多くのランナーが走っていました。
さて、お昼ごはんの後は市内観光へGO!
この建物はサンマクルー教会のすぐ近くにあります。この薄暗い入り口を入ると薄気味悪いサナトリウムのような建物が・・・。壁にはドクロ、骸骨の彫刻がずらーーっと並んでいます。
ここは中世時代のペスト患者の死体置き場だった場所で、この中庭に2-3mほどの穴を掘って死体を埋めていたのだ。
しかしこんな街のど真ん中にペスト患者の死体を埋めていたなんてびっくり。もっと遠くに埋めればいいじゃないのよーー。
関係ありませんが、この建物の裏側にはシャイニングのジャックニコルソンと一緒に北野武の顔がありました。(さすが世界のキタノ)・・・これはやばい場所のやばい人、という意味でしょうか??
ルーアンの旧市街は木組の家が並んでいます。
これがサンマクルー教会。美しいよね・・・。教会の前には小便小僧の像もあります。
古めかしいサンロマン通りを抜けると、ルーアン大聖堂の前の広場に出ます。
ここにはジャンヌダルク記念館もありますが、時間がないので今日はパス。
広場にはルーアンの観光局がありますが、今日は閉まっていました。
この大聖堂には画家のクロードモネが連作で30枚以上の同じ角度での絵を描いています。
これが大聖堂の内部。ちょうど日曜ミサが終わるところで、パイプオルガンの音が素晴らしかったねー。
大時計通りをまっすぐ行くと、PLACE DU VIEUX-MARCHÉ。ヴィユーマルシェ広場。
この市場は先ほどうろうろしていたST-MARC市場よりきれいだけど、小さくて少し値段も高い。まあ観光客も来るからね。
でもレストランなんかで生カキもたべられるよ。
広場の中心には近代的なジャンヌダルク教会が立っています。この教会、内部が明るくて、壁の16世紀ごろに作られたステンドグラスが美しい。
ここが1431年5月30日にジャンヌダルクが19歳で処刑された現場であります。
動画は→(こちら)
しかしこんなに白い煙が出たら、火力が弱くて人間は燃えないだろーー、と突っ込みたくなりますねー。
CAFEでカプチーノ。3,7ユーロ。この広場がルーアンで一番にぎやかで一番高い・・・。
レストランもたくさんありますが、ルーアンでしか食べられない名物料理はありませんでした。
さーて、そろそろ、ぼちぼち、大会本部に行って、荷物を預けてウオーミングップ。
この10kmレース、今回で第2回目だそうですが、約2700名のランナーが参加しています。地方大会で2700人ってすごく多いのよ。これならビリにはならないだろうな・・・。
コースは坂をまっすぐ下って、橋を渡って、ルーアン左岸を3kmほど回り、あとは川岸をひたすら走るコース。
ルーアンの左岸って初めて走ったけど、旧市街のような木組の古い家は全くありません。しかしこのルーアン左岸・・・、アラブ人、黒人ばかりでちょっとヤバイ感じがするよね。(※2016年の日曜日に、このルーアン左岸のカトリック教会で,ミサ中にテロリストが入ってきて信者と司教を殺害するというショッキングな事件があったのだ)
風景はよかったんだけど、いつものようにお約束で7km地点くらいからへなへな~とペースダウン。
最後はいつものようにふらふらになってゴーーール!!
あーーつかれた・・・。けど楽しく走れたぜぃ。
しかし10kmレースなのに先週の24kmレースの10kmラップタイムよりずーーっと遅いのはどういうわけかね?先日朝の5時まで飲んで、風邪をひいて体調が悪いせいもあるけど、精神的なもんですかねーー??
15時30分くらいにゴールして、帰りの電車は16時12分。うわーーー、時間がない―――。
あわててルーアン駅へGO!
電車は2番線でした。くそーー、ビール飲んでる時間もねえのかよー。
この電車はルーアンが始発なので席もあるし自転車もOKです。
でもこのパリ行きのノルマンディ線はすごくお客さんが多くて混むのね。特にベルノンからは『モネの家』から帰ってきた観光客がドドドド――と乗ってくるので、ここからは立っている人のほうが多いくらい。赤ちゃんは泣き続け、子供はぐずりまくり、立っている乗客はいらいらしまくり、トイレは故障中で使えない・・・悪夢のような時間でした。
電車は時間通りにサンラザール駅に到着。
あーー、疲れたけどおもしろかったぜぃ。
この10km大会、すごく楽しい大会だから来年も行こうかな~。観光もできるし、チーズも買えるし。でも最近は『ぜったい、ぜったい行こうね。』みたいなかたい約束が苦手なのよね。プレッシャーになるから、ね。
もし、当日天気が良かったら・・・・。
もし、当日体調がよかったら・・・・。
もし、当日ご縁があったら・・・。
もし、当日赤い糸でつながっていたら・・・。
ぜひ、一緒にルーアンの街を一緒に走りましょう・・・。
やわらかい約束、ということで。ひとつ。
それでは来年、バイバイ~。