行ってきました!泊りなしの”地方・弾丸マラソン参戦”!今回の行き先は・・・フランスの東端、アルザス地方の中心都市・ストラスブールで、ストラスブールハーフマラソンを走ってきました!
今回も交通手段に格安夜行バスouibusを使いました。深夜にパリを出発してストラスブールには翌早朝に到着。大会当日にゼッケンを受け取って走り、その日のうちに帰パリ…という弾丸のできる理想的な地方大会なんです。
週末の深夜パリ発ストラスブール行きの夜行バスは約7割の乗車率。ひとりで2席使えて(ラッキー♪)思いっきり寝ていくことができました。
途中2回休憩して時間調整をしながら予定通り翌朝6時10分にストラスブールに到着。バス停のすぐ前の駅でトラムに乗って約15分。大会当日のゼッケン受け取り&荷物預けの会場は『欧州議会』の立派な建物の前のこじんまり―とした体育館。
←後ろにどーーんとそびえる欧州議会の建物
…の前の体育館。
ハーフマラソンの他5㎞走、10㎞走、歩きレース等々、数種類のレース計2万人近くが参加する大大会って聞いていたけど、その割にずいぶんこじんまりとしてるなぁ。しかも更衣室が…これですか?小さな仮設テントに手書きで『女性用』とか書いてるし…。
でも着替えて荷物を預けて約500m離れたスタート地点に歩いていくと‥、続々とランナーが。
そうかー、ほとんどのランナーは前日までにゼッケンを受け取って、車や電車で来れる人は直接、そうじゃない人は前日はホテルに泊まってそこからスタート地点にダイレクトで来ていたのね。しかも当日は上着もいらないほどの穏やかな陽気。荷物(上着)を預ける必要もありません。
このストラスブールマラソン、ハーフマラソンの他5㎞走・10㎞走・歩き・ローラースケート等々、週末2日間で全8レース、計2万人近くが参加するという大スポーツイベント。スタート地点に向かって歩いていると、ハーフマラソンの40分前にスタートしていた5㎞走の人たちが見えました。(すごい参加人数だー!)
スタートはPalais de l’Europe前。
ハーフマラソン参加者3000人。タイム毎に並んで8時50分スタート!
まずは市外へ。森、畑、川沿いのまっすぐなコース。沿道に応援の人もほとんどいなくてのんびり~、マイペースで進みましたー。
13㎞過ぎくらい、市の中心部に近づいてくるとコース幅も広くなって、沿道の応援の数もグッと増えてきました。
旧市街も走りました。
世界遺産にも登録されている旧市街→
旧市街地を出て再びPalais de l’Europe前で、ゴーーール!
今日も楽しく最後まで走り切れましたー。
荷物を受け取って、欧州議会の正面に回ったら、お~~、正面はさらに立派だーー。この日は『公開討論会』なるものが開かれていて、一般の人も入れたようで、ものすごい人でした。
ドイツ語のスピーチが聞こえてきたり…さすがドイツとの国境の街、ストラスブール。
戦争でドイツになったりフランスになったりを繰り返したストラスブール。
争いはやめてヨーロッパが一つになろうってEUができて、ここに欧州議会が置かれたのよね。
『EU継続か脱退か』で揺れた先日までのフランス大統領選をこの地方の人はどんな思いで見ていたのだろう・・・?
さーて、帰りの電車まで街散策だー。
イル川にぐるーっと囲まれた、世界遺産にも登録されているストラスブールの旧市街は徒歩で周れます。
ハーフマラソンの後にスタートした10km走のランナーを見ながら街を散策しました。
イル川沿いのコース。
そしてノートルダム大聖堂。どーーーーん。
まっすぐのびる1本の尖塔。さえぎるものがないから遠くからも見えます。
大聖堂前の広場は観光客でいっぱい。
イル川の本流が4つに分かれる『petite france』と呼ばれる地区へ。
白壁に黒い木骨組みの建物が並んで、素敵な雰囲気♪運河から見るストラスブールの街もいい感じ~♪
川の見えるテラスでお昼ごはん。
アルザス地方の郷土料理、タルトフランベをチョイス。
薄い生地にアルザス地方のくっさ―いウオッシュタイプのチーズ・マンステールをたっぷりのせて、その他玉ねぎやベーコンをトッピングしてカリカリに焼いたピザのような食感。
う、うまい。マンステールのえげつないくささとねっとりした感じがたまらん~。
そしてビール。くーーーー、うまいぜい。
今日も楽しく走れたし、おいしいごはんとビールを食べられたし、大満足。心のぜいたくを満喫できた一日でした♪