今年初めての地方大会、ブルゴーニュ・JOIGNYのトレイル大会へ行ってきました!
JOIGNY(ジョワニ)はブルゴーニュ地方の北西に位置する、ヨンヌ川に面した人口1万人ほどの小さな町。
パリ・ベルシー駅からブルゴーニュ方面行のTERを使うとわずか1時間ちょいで行けちゃう、パリから近い地方なんですねぇ。
今回はパリの日本語新聞OVNI編集部のダンさん&たかこさんと一緒に参加しました。
私たちがこのジョギングクラブを立ち上げた6年前、OVNIには厚意でジョギングクラブのアノンスを載せてもらったりとずいぶんお世話になりました。おかげで、初めは全く知名度がなくて交流会をしてもほとんど人が集まらなかったのに、今では多くの方に参加してもらえるようになりました。
その頃、編集長のダンさんにいくら「ダンさんも走ろうよー。OVNIジョギングチーム作ってよー。」とお誘いしても、『あー無理無理。絶対無理。走れない。』だの『時間がないも~ん。』だのと言っては全く走ろうとしなかったダンさん。なのになのに、3年前のパリ駅伝大会にOVNIチームとして出場したのを皮切りに、今ではすっかりランナーになってしまって、「練習では15㎞走ってるんだー」「そのうちフルマラソンにも出場したい」・・・って、人って変わるもんだなー、とダンさんを見ているとつくづく思います。ハイ。
同じく編集部のたかこさんもまーーったくの初心者だったのが、今では20㎞レースに出るほどのランナーに変貌しちゃったもんね・・。
日曜日のパリベルシー駅発、朝イチの電車に乗るとジョワニ―に着くのが8時49分。そこから大会本部まで2㎞。徒歩だと9時半スタートの24㎞トレイルレースに間に合わないっ!
が、OVNI創始者のベローさんがジョワニ―に住んでいて、OVNI編集部のお二人は前日からジョワニ―入りしていて、私たちの分までゼッケンを受け取っていてくれて、ダンさんが駅まで車で迎えに来てくれたのです。
おかげで、9時半スタートの24㎞レースに参加することができました。
まあ、実際にはワタクシACOも≪満≫さんも24㎞トレイルに事前登録していました。でも、足首故障の≪満≫さん、多分…いや絶対24㎞は走り切れない、1時間後(10時30分)スタートの13㎞トレイルレースなら何とかなるかも…。
『もしできれば24㎞トレイルから13㎞トレイルに変更したいんですけど…』と大会本部でお願いしたところ、「全然問題ないわよー」とあっさり変更してくれました。しかも登録料の差額(24㎞は12ユーロ、13㎞は9ユーロ)の3ユーロまで返金してくれて、田舎大会の良さをつくづく実感しましたねぇ・・・。
しかも見てください。登録料たった12ユーロ(13㎞トレイルは9ユーロ)なのに、この参加賞!超豪華じゃーないですかー!
りんごジュース(1L)、パンデピス、クロワッサン5個、エネルギーバー2個、ボンボン、ドリンクヨーグルト1本、リンゴ2個。
お土産だけで参加費をすでに超えてるんですけど。
で、9時半にまず24㎞トレイルがスタート。バンッ‼
24KMトレイル参加者167名、13㎞232名、計約400名。
大会本部の裏手の丘にある住宅街から出発してすぐに上り坂がきました!
そこからもう上って下って上って下って・・・、まっすぐな所がほとんどないコース!
お天気は最高だったんだけど、それでもところどころにぬかるみや水たまりがあって、これで雨だったりしたらどれほど足場の悪いレースになっていたことやら・・・。
とにかく上って下って・・・、きつかったー。
途中で1時間後(10時半)にスタートした13㎞トレイルと合流しました。
ブドウ畑の斜面を登り切った高台は標高約200m。写真ではわかりづらいですが、本当に素晴らしい眺めでしたー!
素晴らしいお天気で、走るのにはちょっと暑い過ぎるくらいだったけど、 最高の眺望も楽しめたし、皆が無事ゴールできたし、お土産もいっぱいもらったし、大満足。トレイルを存分に楽しめたいい大会でした。
ダンさん、たかこさん、《満》さん、皆さんお疲れ様でしたー。
トレイルで程よく疲れた後は・・・、OVNIのお二人がベローさん宅へご招待してくれましたー!
ベローさんはあいにく所用で留守でしたが、もう一人のOVNI創始者である君さんが昼食を作って待ってくれていましたー!(ありがたいー!)
いやーそれにしても。ベローさんがお住まいのおうちがもうびっくりの広さ。1800年代に建てられた味のあるおうち、と、そこに隣接する広い広いお庭。(なんと庭に小川が流れてるのだー!)
天気がいいのでお庭でお昼ごはん。
おいしいごはんと楽しいおしゃべりで時間が過ぎるのも忘れるほどでした。
お土産にこの地方のワイン、COTE ST.JACQUESとお庭で採れたクルミをいただきました。
しかも、お疲れのところ、ダンさんにパリまで車に乗せてもらってありがたいやら申し訳ないやら。
ありがとうございました。
おかげでとっても楽しい充実した一日を過ごすことができました。