いつまでも残暑が続いて季節がずれていた今年のパリもようやく秋らしい季節になりました。
ここのところ雨の日が多く、朝晩はすっかり冷え込んで、例年なら「暗くて寒い季節がやってきたなぁ…」って憂鬱なんだけど、今年ばかりは『やったー雨だー!』『やったー、寒い~!』とうれしかったりしました。この雨と寒さでキノコへの期待がだんだん膨らんできましたねー。
今回は先月全くきのこがなかった~フォンテンヌブローキノコ狩りハイキング第1弾~のリベンジです!
前回の第一弾でぼうずで帰ったリベンジ組の参加者は『今回は必ず採って帰るぞー』と特に気合が入っていましたね。初めての方にも多数参加いただき、今回も35名と大人数でワイワイ行ってきました。
フォンテンヌブロー方面へ行く電車はランドネらしき乗客でいっぱい。
いつもの森の中の停車場で下車してハイキングスタートです!
初めの”キノコポイント”に到着する前に、「ジョギングクラブのキノコ名人」・山育ちのO沼さんが早速林道そばでセップを発見!
お~~。今回は期待大ですねー。
《満》さんによる簡単なキノコレクチャーの後、解散してキノコ狩りへGO!
去年はここでセップが採れました。
「よしっ!今年もセップを採って採って採りまくるぞー」と気合いを入れて森の奥へ進んだけど、セップがない・・・・。
私がこのポイントで今年見つけたのがこれ。『FAUSSE GIROLLE」(小型ジロール)。
さーて。皆さんどうでしたかー?
おっ!ジロールがいっぱいですね!→
こんなキノコもいっぱいあったけど、残念ながらこれは食べられるキノコではありません。
何度かキノコ狩りに来て、私にもなんとなく『キノコがありそうなポイント』が少しずつわかってきました。
●適度に草が生えている
●湿り気がある
が、初めての方にはなかなか難しかったかな?
『キノコ名人・《満》さん』によると、キノコ狩りの極意は”キノコはあるところにはあるし、ないところにはないということを心得るべし”だそうな。
そうなんです。キノコは群生するんです。なので、きのこが生育する上記のポイントでキノコがひとつ見つかれば、必ずその近くにはほかにもキノコがあるはず。いくらないところを「ないねー」と探し回ってもいつまでたっても見つからないのです!
その後、きのこ第2ポイント・第3ポイントへと進んでいきました。
第2ポイントではアケさん、ハルナさんがジロール群生ポイントを発見したようで大猟でしたねー。
セップが諦められない私。セップを求めてさらに奥へ奥へと進めどもセップは姿を現しませんでした。。。
今回わかったこと。きのこの種類によって群生ポイントが違う。また生育条件(時期)違うようです。
今回はジロール、小型ジロール、アミダケはだいたい同じポイントで見つかりました、が、セップはもっと寒くなってからのほうが採れるようです。
ここまでしっかり歩いておなかがぺこぺこです。
昼食後はさらに進んで、県道を渡ったすぐ後の”ジロールポイント”へ行きましたが、ここには小型の赤ちゃんジロールしかありませでした。来週あたりにキノコ狩りに来れば、赤ちゃんジロールが大きくなって素敵なことになりそう。(でも来週は予定があって来れない、残念!!)
TOUR DE DENECOURに到着。
その後はきのこもあまり期待できない、ってことでまっすぐノンストップでゴール地点のフォンテンヌブローアヴォン駅へ。
3時前にゴール、フォンテンヌブローアヴォン駅に到着~。
お天気にも恵まれ、きのこもそこそこ採れ、楽しい良い1日でした。
参加者の皆さん、お疲れ様でしたー。
収穫したキノコもおいしくいただきましたー。
クリーミーなソースとの相性がばっちりです~
←きのこのリゾット
最高に贅沢なリゾット
中華料理にもあいますよ~。
アミダケのヌルヌルの食感がたまらん♪
今年もこれが食べられた~うれしい~~♪