今年前半シーズンにフルマラソン(超)に5回出場、という無茶ぶりでもはや燃え尽き症候群になってしまったのか・・・、夏の間ズブズブな生活を送っていたせいか・・・、トレーニングを再開しても全く走れない・・・。
せっかくスポーツするのにいい季節になったというのに、これじゃいかーん!というわけで、9月に入って早々の第1日曜日に~La Foulée des Rabelaisiennes du Marché de Rungis~(こちら)(・・・パリ中央市場(ランジス市場marche de rungis)内を走る5km走+試食しながら歩く1,5kmファミリーラン)に申し込んだんですね。
世界最大の生鮮食品市場、で、”フランスの胃袋”といわれるランジス市場を走る、しかも試食もできちゃうなんてゆるくていーんじゃなーい?って、楽しみにしていました。
なのになのに。大会3日前の木曜日になって、突然、『安全上の問題』のため、”大会中止”のお知らせがきました。
なぜ大会3日前になっての『中止』なの?(すでにかなりの人がお金も払って登録しているのに!)、7月のニースのテロの影響だろうけど、直前になるまで何か対策はできなかったの!
でも、最近のフランスは、あちこちで大小のイベントが『安全上の問題』という理由で中止になっています。
もはや、”まさか自分が住んでいる地域では起こらないでしょう?””自分には関係ないでしょう?”とは誰もが言いきれない状況。皆が漠然とした不安の中で生活しているのでしょうか?はあ~嫌な時代になったもんだ。
すっかり大会出場の気持ちが高まってきていたので、モチベーションの高いうちにリベンジするべく、~COURSE NATURE DU CHATEAU D’ECOUEN ~9kmトレイルを走ってきました。
前日の『秋の交流会』で飲みすぎて頭はフラフラ、6時起床で寝不足のだるーい体で大会出場って、我ながらよくやるよ・・・。
パリ北駅から郊外線Hで20分ちょっと。パリの北部約15kmにある郊外の街ECOUEN(エクアン)へ。
この郊外線Hはほとんど乗る機会がないんだけど、冷房完備、車内は清潔だし快適~。
パリから電車で15分も走ると景色はすっかり変わります。緑が増えて、車窓から草を食む牛なんかが見えたりして、ずいぶんのんびりした景色が広がっています。
で、22分でecouen ezanvilleに到着。駅のすぐ目の前の広場が大会本部になっています。
当日申込みもできました。申込用紙を記入して、診断書を提出すればレース直前まで申込み可能です。
身分証提示も求められないし、ボディチェックもなし。まあ、こんな広い不特定多数の人が集まる場所でボディチェックのしようもないんだけど。…これが最近はなかなかそうはいかないんですよね。
で、登録したら、『朝食を食べてしっかり力をつけてねー』と、食べ物&飲み物のスタンドが設置されていました。
フルーツ、サンドイッチ、ガトー、チーズ、飲み物各種とかなり豪華。
で、そこから徒歩3分の森の入り口がレースのスタート&ゴール地点です。
9時に4kmレース、9時半に9km&18kmレースがスタート。私は9kmトレイルに出場しました。
“THE TRAIL!”って感じのコース。ほぼ全部が森の中の自然のコースで、とにかく上って下って上って下って・・・、平らなコースがほとんどない!
イヤーな上り坂をゼイゼイようやく上り切って、一瞬平らなコースで息を整えたらまた次の上り坂が待ってる!下りは下りでものすごく急で膝が笑ってくるし…。2日酔い&久々の大会にはきつかったです~。
で、うっそうとした森を抜けると突然視界が開けて現れたのがエクアン城。
なかなか優雅で素敵なお城。ここのお庭も走りました。
ここには『国立ルネッサンス美術館』があって、美術館をぐるっと囲む壁沿いもトレイルのコースになっています
森をぐるっと回って元に戻ってゴール。
この日は雨は何とか降らないものの湿気が多くて、普段あまり汗をかかない私もゴールしたら汗でびっしょり。
おかげでアルコールも抜けましたー。
はあ、きつかったけど、楽しく走り切れました。
この勢いで2016年秋・冬シーズンもいくぞー!